最近、仕事が多くて帰りが遅くなるので、走って帰る気力が湧かずチャリ通勤している。持ってるロードでのんびり通勤だったのだけど、昨夜の会社帰り、不意に湧いた雨雲にガツンとヤラれた。
久しぶりに雨中の走行となったけど、改めてウェットコンディションでの制動力のガタ落ちっぷりに慄き、通勤専用車をゲットすることにした。
コチラ。MASI SPECIALE CX/SS 2014
クロモリフレームにディスク台座、シングルスピード。
タイヤはなんと700*40Cだ。29erとシクロクロスの中間をいくモンスタークロスってジャンルなんだそうな。45Cだって入っちゃうんだってさ。
我ながら面白いバイクを買ったもんだと思う。
DURCUS ONEのGUMBALLとどちらにするか迷ったんだけど、やっぱりキャリパーブレーキで雨中走行はヤダなってことで、コイツに決めた。
都内で即納が可能そうだったAveroBicycleShopさんに電話で問い合わせて、即納OKのお返事を頂いてショップのある馬喰町へ。
ペダルとセンサー類、ボトルケージを取り付けて頂いて、さァ乗って帰るぜ!とお店を出る頃にはドッシャ降り。
確かに雨でも大丈夫なように買う、いや買ったんだけれども、いきなり性能をいかんなく発揮する機会に恵まれるとは…
そんなわけで、豪雨の中を新車に乗って帰ってきたわけだけど、以下その印象。
ギアは42T/18Tのギア比2.333…。普段乗ってるロードで言えばフロントアウターでリアが20Tと22Tの間くらい。90rpmで回しても30km/h届かないわけで、中々ノンビリ仕様なかんじ。普段乗ってるロードのイメージで行くと、「さぁこっからあげてくよー」ってタイミングで頭打ちになる。もどかしさは確かにあるなぁって思う。
反面、どう頑張っても心拍を150以上になんか持っていけないわけで(もちろん坂上ったら別だろうけど)、疲労しない。疲労しないように枷を嵌められてるかんじ。
踏み出しは軽いけど、ロードに比べてどうか?って言われたらよくわかんない。まァそもそも俺鈍感なほうなんで繊細な違いとかわからんのよね…
振動吸収性は抜群。バカみたいに荒れた路面でもフワッフワ。フレームは確かに振動吸収性に優れるといわれるクロモリだけど、タイヤのエアボリュームの恩恵が体感としてフィードバックされてると思う。なんせ40Cですよ、ママチャリより太いんですぜ。
直進性は良いのではないでしょうか。真っ直ぐ進まんなぁ…とかそういう印象はない。
意外とサドルの相性が良さそう。まぁ今まで乗ってきた自転車の中で、プリインされてたサドルがケツに合わなかったってのはGIOSのPUREDROPだけだった。他の奴はどれも良い感じだったので驚くほどのこっちゃないけど、それでもとりわけケツにしっくり来る印象。これは中々気分が良い。
旋回性能は、どうだろうか。コーナー攻めるような事しないのでわからんけど、多少倒しこむと流れるような感じはするかもしれない。とは言え普通に乗る限り違和感無いし超快適ですので問題なし。
豪雨の中アタリが出だしたディスクブレーキは、クソだクソだと言われるTEKTROとは言えキャリパーブレーキと比べ物にならない制動力。まぁそもそもスピード自体出てないんだけれども。安心感はやはり抜群です。
と、ファーストインプレッションでは不満は殆どなし。スッゲェ楽しいバイクです。こいつをママチャリかの如く乗り倒してやったら日常が超楽しくなるとおもう。これからの生活に一段上の楽しさを提供してくれることだろう。良い買い物をした。
ギア比はやっぱり、もう少し上げたい。16Tか14Tを入れたいと思うけど、少し調べてみた感じ、シングルフリーホイールには色々と種類があるようで、ウチの子は最も出回ってそうなSHIMANOのタイプではなさそう。この辺はゆくゆく調べてチューンしていかないといけない。コレも楽しみの一つだよなあ。
んじゃあ今日はこのへんで。
0 コメント:
コメントを投稿