折角GPSナビを手に入れたので、早速ロングライドに行って来ました。
往路はこんなかんじ。
【5:00】
起床して、シャワーを浴びる。
山盛りスパゲティを食べる。装備を確認。
装備はモバイルブースター2発(トップチューブバッグに装備)
ケブラービードのタイヤ1本。チューブ2本。輪行袋。鍵2本。ダウンジャケット。(全てドイターのバックパックにIN)
【6:00】
さあ出発だ、いくぜ。よく晴れてる、いいかんじだ。
初ナビに従ってスタートするも、神宮の中でナビに惑わされて1時間近くロスするw
ルートにそっていても、GPS精度の問題で突然オフ・コースしたとアラートが鳴るのである。数十メートル動く度に鳴るアラートに、「つまり俺が間違ってるんじゃなくてナビが血迷ってんのか」ということに気付く。そこからはまずナビを無視して第一京浜を目指す。
東京タワーがまぶしい。
【8:00】
やっと第一京浜に到着。ここから東京湾一周がスタート。夜にはここに帰ってくる予定。
この後しばらくして湾岸道路に入ることになるのだが、
この赤線の区間。このへんは基本的に、自転車が車道を走ることは想定されていない。車道を走っているとそのままオーバーパスに迷い込んで、左右からの車両の合流に巻き込まれて事故りかねないことになる(気をつけてみていたつもりだが、自転車進入禁止の標識が無いっぽいんだよな…どう考えても自転車はダメだと思うんだけど。)。ここは大人しく歩道を走るしか無い。
【9:30】
しばらく我慢して進んで、船橋へ入る。
ここで腹は減って無いけど最初の補給を済ませる。買っておいた薄皮あんぱんと羊羹をひとつずつ食べる。ついでにローソンで小用を足しておく。このへんは側道に逸れないとコンビニが無い。
船橋を抜けたあたりから、湾岸道路沿いにサイクリングロードのような側道が現れる。これがまたあまりよろしくない道なのだ…。
こんな道がかなりの間続く。
【11:45】
湾岸道路を抜け、稲毛海岸のあたりまでくると一気に走りやすくなる。14号千葉街道は車幅が広くて車に殆ど気を使わなくて済むのがありがたい。ここは追い風で、袖ヶ浦まで一気に巡航38km/hくらいで飛ばす(普段30km/h出るか出ないかの俺にしては相当な高速巡航のボーナスタイムw)。
途中、木更津直前で自転車連れの二人を追い越した。
「どちらまでですか?」
と尋ねると、
「息子と木更津のアウトレットまでですよ!」
とのこと。
「そちらはどこから?」
「練馬です」
「はっ!?じゃあどちらまで?」
「金谷港からフェリーで久里浜に渡って東京湾を一周して、練馬に戻ります」
「えっ!?今日中に?」
「はい、十分間に合いますよ」
「はぁ〜…。すごい、お気をつけて!」
「そちらも!」
とやり取りしてそのまま進む。
大体400kcal消費するごとにコンビニに寄って、ノンカフェインのお茶と手持ちの羊羹、薄皮あんぱんを食べることを繰り返した。
心拍は170を超えるとアラートが鳴るようにセットして、基本的には160未満に抑えて走った。このおかげでペースは中々上がらないものの、体力には余裕を持ち続けることが出来た。カラダにトラブルもない。
【13:15】
君津市に入る。日も上がってきて大分暖かくなってきた。
この君津市の市街地を抜けたあたりから一気に道は狭くなり、路側帯も無くなって、トンネルが幾つか続く。トラックやスポーツ車がスレスレを追い越していく。オッカネエ。
トンネル直前が一番コエエ。一気に車幅が狭くなって、多少でも一応はあった路側帯が消え、後ろからは大型車両が迫る。ヒーコラ頑張ってトンネル前までダンシングでたどり着き、一旦脇へ避けて一息。後続車両がいなくなるのを見計らってトンネルへ飛び込む。これをトンネルが続く限りに繰り返す。疲れる。
しばらくアップダウンとトンネルが続く。100km超走ってきてちょっと堪える。
【14:15】
うおっ…!ついにきた…!
もうここまでくれば、フェリーは目と鼻の先だ。
とうちゃーく!!
14:20のフェリーには流石に間に合わないので、15:20までのんびりすることにする。
舟券を買いに受付に行くと、「自転車は14:50までに乗船口前まで来てくださいね」と申し渡される。乗船券は1020円。乗船券を購入したら、チャリはその辺につないでサービスセンター内でトイレを済ませて、補給。
アンパンと羊羹を定期的に食ってたので腹は減って無いのだけど、とりあえずラーメンを食っておく。
黒船ラーメン、580円。まぁ、なんでしょう、普通のラーメンです。
【14:50】
ラーメンも食ったし、、そんなにゆっくりも出来ず。
乗船口には他の自転車乗りの方々も。皆さんトレーニングってかんじ。
このとき、自動2輪の集団がいて、60台ほどの自動2輪が一気にエンジンを掛ける様は圧巻だった。カッコエエ…。エキゾーストたまらん。街中で聞くとただの騒音なのになあ。
2階から乗船案内され、「自転車お願いしまーす」と係の方にチャリを渡すと、手すりにフックされる。
これほんと、フラットバーならどうすんだろね…
2階では一番乗りだから誰も居ない。ここに自動4輪が駐車されることになるのね…。
客席に入って席に座り、景色を眺めることにする…と思ったのだが早々に寝てしまったw
久里浜にとうちゃく。一瞬寝ぼけてEdge800を失くしたかと狼狽するw普通にバックパックに入っていた。
さて、後半戦。
【16:15】
最初はEdgeの計測スタートボタンを押しそこねて数キロのログが無いのはご愛嬌。
チーム練?のローディたちは早々にいなくなってしまった。一人のんびりスタートするが、同時にロード乗りはじめと思われるオヤジもスタート。
しばらくはこのロード乗りはじめっぽいオヤジが信号無視するので、信号の度に前に割り込まれて少々イライラしながら二人旅。最初の20kmくらいはトンネルが多く、細かいアップダウンが続くストレスの多い道。
一本道なので基本的には迷うこと無く順調に進む。いつの間にかオヤジはいなくなり、気軽な一人旅に。
曇りな上に夕方なので、別段面白い景色もなく黙々と北上する。
【17:45】
磯子手前のローソンで補給、大休憩。最後のアンパンをひとつ食べて、更にアンパンを購入して食べる。持参したポカリスエットを少し飲んで、持参したカロリーメイトを2本かじる。非常に寒い。多めに補給して、補給休憩を減らしたいところ。冷えきる前に出発。
相変わらず続くトンネルに辟易としながらも進む。横浜市内にはまもなく到着。一気に交通量が増える。道幅は広いのでそれほど走りづらくは無い。複雑な交差点ではナビが血迷うので何度かミスコースしつつ、横浜を通過。
【19:45】
大森まで来た。もうゴールは近い。2時間補給なしで走っているとちょっとマズイ気がするので、ここでまた小休憩。コーヒーが飲みたかったのでローソンで缶コーヒーを買って、ついでにワッフルを買って食べる。残りのカロリーメイト2本をかじり、ポカリスエットを飲み干す。さあもうひと踏ん張りだ。
【20:10】
品川まで来たぞ…ゴールは目前だ。
【20:15】
ゴーーール!朝と同じ地点まで帰ってきた…。
天気は悪いし、初めての200km超だったしで、景色を楽しむ間もない東京湾一周だったけど、達成感はあった。
「なんだ、俺なんかでも200kmはいけるんじゃん」
同時に、
「うーん、あと100kmくらいならチンタラ走ればいけそうだなあ」
とも感じた。こうやってロングライダーたちは距離感がぶっ壊れていくのかもしれないな…などと思いつつ、残り20kmほど、自宅への道をスタートする。
帰り道は、温かい風呂入りたいなあ…それだけ考えていた。とにかく寒くて、休憩時はじっとしているのがツライレベルだった。日が照っていた、木更津のあたりでの大休憩以外は、殆ど震えながら休憩していた気がする。
寒い時期のロングライドは汗の処理が楽なだけで、快適では無いな…とつくづく思った次第。これが真夏でも同じ事で、快適なのはやはり春と秋なんだろう。
そんなことを考えている間に自宅へ到着。コンビニでお寿司のパックを買って、自宅でそばを茹でて一緒に食べて、風呂に入ってひといき。
本日の走行ログ。
<往路>
距離: 135.35 km
タイム: 5:08:28
平均スピード: 26.3 km/h
高度上昇値: 633 m
カロリー: 2,805 C
平均気温: 5.8 °C
平均心拍: 144 bpm
最高心拍: 180 bpm
平均バイクケイデンス: 82 rpm
最高バイクケイデンス: 104 rpm
<復路>
距離: 83.01 km
タイム: 3:21:53
平均スピード: 24.7 km/h
高度上昇値: 275 m
カロリー: 1,762 C
平均気温: 5.6 °C
平均心拍: 142 bpm
最高心拍: 176 bpm
平均バイクケイデンス: 82 rpm
最高バイクケイデンス: 146 rpm
トータル
走行距離:218km
走行時間:8:30:21
丁度同じ地点まで帰ってくるのに12時間(と15分)ほど掛かったので、休憩とフェリーを合わせると4時間弱は休んでいたことになる。トータルの消費カロリーは4500kcalにも及んでいるwこれはキチンと計画的に補給をしないとたちまちハンガーノックになってしまうわけだ…
面白いのは心拍とバイクケイデンス。往路復路ともに、一定を保てていたのがわかる。このおかげでバテなかったんだと思う。相当ゆっくりではあったものの(そうは言っても今の俺としては結構頑張ったほうw)、ペースを保てれば長距離は走り切ることが出来る、そういう事だと思う。
というわけで、初のロングライドレポはこのへんで。
こうやって詳細なログが見れると、次のロングライドに出るときにどの程度の準備が必要で、どの程度大変かがわかるから、次が楽しみになってくるね。
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