事故から1ヶ月、保険屋との我が自転車の補償金額交渉が終了した。
大して揉める事もなく、金額もそれなりでまあ満足かな、というトコロ。
誰の役にも立たないだろうけど、とりあえず補償金額の交渉の過程でもメモっておこう。
事故後当日に、相手の加入保険会社(ソニー損保)の担当者から連絡あり。
「治療費は直ぐに支払うので書類が届くのを待って欲しい」とのこと。大分腰が低く、印象はまずまず良好。車両の保証金額交渉には別の担当者から連絡させるとのこと。
翌日に担当者から連絡あり。相当ご年配の方のようだ。
「メールで詳細お送りしますからメアド教えて下さい」
つったら、
「私は古い人間ですから電子メールのようなやり取りは出来ません」
とお断りされた。イマドキそんなんありか?ソニー損保、これはちょっとショボすぎもいいとこだろw
まあそんで、とりあえずチャリの購入金額を伝えて、世話になってるショップから見積もり出して貰うから連絡してくれと連絡先を伝えてこの日は終了。
数日後、
「修理すると新車購入金額より高く付くので、廃車処理ということでいきましょう」
と電話が掛ってきた。
「それあんたが決めることじゃないでしょう?」
つったら
「直されるのはご勝手ですが、最大金額として支払えるのは新車購入時の金額しか参考価格になりませんので、修理費用のお見積りを頂いても無駄ですよ」
ときた。まぁ言い分としては何も間違っちゃいないがちょっと腹が立つ言い方をされるものだ。
その後、どこまで食い下がってやろうかと思ったが、ウェブで自転車対自動車の事故の顛末を調べていくと、やはりソニー損保のおっさんが言ってる内容は妥当みたいだ。モメまくれば金額を釣り上げることは可能でもありそうだが、お互い気分も悪くなるし時間も食うし、と思ったので、相場より多少高めの金額が引き出せればそれでOKにしようと考えた。
相場の価格をどう算出するかは色々あるみたいだが、イチバンわかりやすいのは、自分の自転車と同じ型が今中古車市場で幾らなのかを確認して、それに相手の過失割合を掛けるというもの。
俺の場合は、GIOS PUREDROP 2011、現在サイクリーなんかを覗いてみると、65,000円前後で取引されている。これに交差点事故のスタンダードな8:2で考えてみると、65,000×0.8=52,000となって、52,000円保証されればまあ上等って話になる。まあ、落車経験すらない俺からすれば「マジかよ」って思いなんだが、こちらも気をつけられるところがあった以上致し方あるまい。あとはパーツ代を乗せて、いくらなものかというところ。パーツ総額は4万に手が届くかどうかというところだが、まぁその8割も支払うわけはあるまいな…。と、いうわけで、俺の予想としては6万以上引き出せればよいかな、と思っていた。
この後、ソニー損保のおっさんから
「パーツ代というのは自転車に関係ないということで、見積には入らないのがフツウ」
と電話がかかってきたので、
「何をどう考えたらフツウなのか不明。グレードアップしたパーツを事故によって損なわれたのだから、それも査定に含めるのが筋でしょう」
と言うと、
「上司に確認します」
と言ってまた数日。
次の電話では
「まあパーツ代も多少は認める事が出来ると考えれば、考えられなくもないが、それにしても4万は無いので、まぁ、いいとこ2万くらいだったと考えて、その半額くらいは出しても良いでしょう」
と言ってきた。一々意味不明で言い方が腹立たしいことだが、これ以上は面倒になってきたので、
「それなら車体は幾らで保障すんだよ」
と聞くと、7万出そうという。おお、なんだよ目標より1万高いじゃないか。それならもうテメーらと話すのも面倒だ、それでOKにしてくれ、と伝えてフィニッシュ。
晴れて、つい昨日ソニー損保から補償金額合意の書類が届いた。金額は87,096円。PUREDROPを新車で買える金額じゃ無いが、新車のBIG9を購入した金額分は充分カバー出来た。まあ良しとしよう。
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