Garmin Forrunner 910XTJ

昨年の暮れ(2013年11月)にGarminの910XTJを購入した。 



GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 910XTJ 【日本正規品】74126

GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 910XTJ 【日本正規品】74126




 





使用感。


 


使用条件としては、基本的に都内で片道6kmチョイの通勤ランに使っているのがメインというのと、たまに行くトレッキングで使うくらい。テスト動作確認として通勤チャリでもEdgeと併用してみた。スイムはなし。


 


GPSはみちびきに対応している、ということだがすこぶる捕捉が遅い。場所が悪いのかも知れないが、自宅周辺または会社周辺ではGPSの捕捉に平気で30分から1時間ほど掛かる。ただし、開けた場所(高層ビルが全くないようなところ。奥多摩とか…)では瞬時に捕捉してくれるけど…。Edge800と500は5分もあればGPSの補足が完了するところをみると、910が異常であると言わざるを得ないような気がするが…


※近日中にいいよねっとに問い合わせてみようとは思っている


 


一度捕捉すればロストするということは殆ど無いと思う。トレッキングの際はGPSロストすることは無かったし、街中での通勤ランでも4ヶ月の中で1度か2度あった程度。


 


バイブレーションアラートは結構強烈に震えるのでわかりやすい。


 


サイドに配置された5ボタンは極めて押しにくい印象。というか、防水設計上仕方が無いのかも知れないが、「フヌッ」と気合入れて押さないと反応しないレベル。


盤面に配置された2ボタンは感度良好。


バックライト点灯のために盤面上部をペンペンと2回叩くというのがあるが、これは十分な感度。ただ、バックライト点灯のためなら他のボタンを押すのでも良い訳で、労力としては変わらない気がするし、個人的にこの機能必要だったのか…?と思う。 


 


ページの表示は4ページ、1ページ毎に表示可能な項目数は4つで、必要十二分だという印象。表示領域も十分に確保されていて、4分割しても視認性は上々ではないだろうか。老眼でキッツイわーってお年になられると、4分割は厳しいかもしれない。


 


バッテリーライフは脅威の20時間(カタログスペック)で、充電しながらでも計測続行は可能らしい。実際、充電クリップをしながらMODEボタンを押すと計測画面に戻った。日帰りの登山なんかでも充電の心配なく使える。トライアスロンを想定しているので当然なのだろうけど。


 


GPSの補足が話にならないレベルなので、ランのときはフットポッドセンサーを併用しているが、これはどちらにしろあったほうが良いと思う。トンネルや高架下などを通る際にはどうしてもGPSロストしてしまうから、その間のログ補填には必須だし、それ以外でもピッチ(歩数)やストライドも計測してくれる。


 


バイクでの計測もなんら問題なし。誤差は無視出来るレベルだと思う。視認性においては当然のことながら専用機のEdgeに軍配が上がるが、そこまでリニアに数値を確認できる事を重要視しないならこれ一台でバイクもランも不足無く賄えてしまうという印象。なお、910用のバイクマウントもオプションとしてあるみたいだ。


 


オートパワーオフが無いのが個人的には辛いところ。


そもそもウォッチモードでの利用を想定していない、完全にスポーツモードで使う前提ということなのかな。なので、普段使いのカジュアルなスポーツウォッチとして使う事も無理だと思ったほうが良いと思う。いや、もちろんGPSをオフにして表示を時間のみにするとか、工夫したら使えると思うけれど、そこまでしてこれを普段使いにする気は俺には起こらない。大体にしてGPSオフったところで20時間で充電切れてしまうわけで、毎日充電が前提になってしまう…


 


以上、簡単なレビュー。


 


総括すると、ストイックなスポーツを概ね全般的にカバーするハイスペックGPSウォッチってかんじ。まぁそういうコンセプトだとGarminのウェブサイトにもあるけれども。それはつまり、ABCウォッチとしてとか、普段使いのカジュアルウォッチとしての利便性は想定されていないということで、気軽い腕時計としては使えない。ちょっとした外出にも利用しよう、なんて考えているならやめといた方が良いと思う。


俺の場合スイムは現状で予定が無いので、620をチョイスするのがベストだったような気がするけど、これはこれで金額には十分に見合った買い物だったと思ってる。


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