4DX体験

昨年パシフィック・リムが公開されたときは興奮しました。それが4DXって体感型劇場で楽しめる(ただし北海道、東海、九州で)と聞いた時は、現地の人うらやましいなあと思ったもんです。

いつの間に東京にも来ていたのか。しかも公開記念でパシフィック・リムやったとか?知らなかった(´;ω;`)知ってたら絶対行ったのに…

と、まぁパシフィック・リムの件は置いといて。東京は平和島シネマサンシャイン、神奈川は小田原コロナワールドかな?に4DXが登場したようです。4DXとは、ザックリ言うと

  • 席が揺れる
  • 匂いが出る
  • 風が吹く
  • 雨が降る

などの仕掛けが座席に付加されてます。なお、水エフェクトについては濡れるのイヤって人のために、右側肘掛けにあるスイッチでエフェクトをON/OFFできます。

というわけで、ちょっと前から気になっていたイントゥ・ザ・ストーム。これが4DX対象だというので、早速体感しに行ってきました。

映画『イントゥ・ザ・ストーム』予告編 - YouTube

スゴかったです。うおーってなりましたね。ド迫力です、ド迫力。

初めての4DX体験っていうのが好印象に拍車をかけているのは間違いないですが、それを差し置いてもこの映画は4DXで観るべきだと思いました。

逆に言えば、ストーリーやCGについては取り立てて述べるようなところも無いとも…。ソツない感じですが、これを家の小さなスクリーンで観たらまず印象には残らないでしょうね。ふーん、そうですか。ってなっちゃうと思います。


4DXで見てこそ面白い体感型の映画って奴なんじゃないかと。


嵐が始まる瞬間、ソヨソヨと風を横顔に感じたり、小雨がパラつき始めたのを額に降りかかる水滴で感じたりすることで、「あっ…なんか来そう、やばいやばい」ってのを臨場感アリアリで感じられます。そこからドッカーン!って何か突っ込んでくるのと同時に席がドタバタ揺れたり、嵐が過ぎたあとの焦げ臭さを感じたり。そういう体感型の刺激とド迫力のCGが相乗効果を持って、面白い映画になってると言えるんじゃないでしょうか。だから4DXが無いとショボイストーリーのCGが綺麗な、よくあるちょっと短めのディザスター映画、という感じになってしまうのではないかな…


疑問なのはこの映画、2Dしか無くて、4DXに至っては吹き替えしか無いんですよね。字幕で3D、4DXならもっと楽しかっただろうに、惜しいなあ。

ま、映画の個人的な批評はこのへんで。


ちなみにもう一本4DXで観ました。立て続けでw


トランスフォーマーロストエイジ



映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』予告編 - YouTube


 


これも面白かったです。イントゥ・ザ・ストームほど4DXがマッチしているようには感じられませんでしたが、やはり観られるなら4DXで観るのが一番面白いんじゃないでしょうか。


 


さて、4DXを実際に体感したうえでの注意点を。


飲食が禁止。相当ハデに揺れるので、ドリンクなんか置いたらバッシャバッシャとこぼれてしまうこと請け合い。まぁ平和島シネマサンシャインでは持ち込み禁止ですし、持ち込んでも回収されちゃいますけど。ミントタブレットなんかだけでも、うかつに蓋開けたらバラまく羽目に遭いますよ、たぶんねwそういうわけで、4DX観る前には控えめにご飯食べたり飲み物飲んだりしておいたほうが良さそう。席の揺れ方も思ったよりハデです。振り落とされんじゃね?(゜o゜;って一瞬思っちゃったくらい。乗り物酔いする人は控えたほうが良さそうですねー。あと、マッサージチェアみたいな機能で背中からドンッ!ってドツかれるような衝撃もあります。正直覚悟してないとイテッ!?(゚д゚)って素でなっちゃうレベル。


それから、手荷物は邪魔になること間違いなしです。置くなら膝の上か、前の席の背もたれあたりまで離して置け(足元に置くと座席が動いて荷物が潰れるから)、って言われます。コインロッカーがあるので、予め預けちゃって身軽な状態で観るのがベストでしょう。


最後に、個人差あるでしょうけど、例外なく疲れます。映画が終わったあと、観客の中からは口々に「うぁー…つっかれたぁ…」って声がそこかしこから聞こえました。俺も疲れました。立ち上がったあとなんてフラフラしましたしね。そんなわけで、観るにしてもせいぜい一本にしとくのが良いのではないかと。当然、観るには万全の体調で。


 


4DXは通常料金に加えて1000円プラスですが、楽しめるなら是非ともチャレンジすべきものだと思います。あれだけド派手に演出してくれて1000円なら安いもんでしょう。まだまだ世間には広まってないのか、土曜だと言うのに満席には程遠い、せいぜい良いとこ7割の入りでした。今ならまだ快適に観られると思いますよ。


0 コメント:

コメントを投稿