事故に遭った

自動車と衝突事故に遭いました…。

こっちがルール守ってりゃ良いってわけじゃない、という良い例になってしまった…。

こんなかんじ。



相手は一時不停止だった。

まあ、ルール違反が許されないってことを置いとけば、わからんでもないことだったんだが…。

この交差点、俺は登り坂を20km前後で登っていたんだけど、御覧の通り一方通行(勿論自転車は除く)になっているので、この図でいう上から来る自動車は道幅が狭いにも関わらず、下り坂が故に結構スピードを出す傾向にある。そういうわけで、左から右へ向かう車は、坂の上(図の上方向ね)のみ確認して、自動車が来なければ出てくる、という事になってしまっている。

今日、俺が交差点に差し掛かったときは、やはり一時不停止の車両がまさに左から出てくるところで、その車両をやり過ごしてそのまま進んだそのとき、後続車両が一時停止を無視してそのまま出てきたため側面から接触された、というわけ。恐らく、俺に突っ込んできた車両の運転手は「先行する車両が交差点に侵入したということは、坂の上から自動車は来ない」と見て、自分は一時停止せずにそのまま先行車両についていこうとしてしまったんだろう。気持ちはわからんでもない。勿論許される話じゃないけど。

俺が悪かった点は、先行する車両をやり過ごした時点で何も考えず交差点に侵入したことだ。そりゃあ自動車が来たとしても、本来なら一時停止を守ってくれればそれでOKなんだろうが、この交差点、相当にブラインドになっていて、普段から「一時停止を無視されたら一溜まりもないなー」と思っているところだった。

こういうところはコチラが一時停止する必要が無くとも、徐行すべきだったかもしれない。それなら回避出来たかもしれない、と思う。今後の糧にしたい。

さて、事故当時の様子だが、相手も恐らく20km/h前後、俺も20km/h前後だったと思う。

うおっ

と思った時には、よくわからんままボンネットに乗り上げ、その後地面に投げ出されていた。(ビンディングだったんだが、衝撃があるとキチンと外れるもんなんだな、と今になって思う。)

あ、轢かれたんだな。やばい、交差点からどかないと。相手の顔は?

色々とアタマの中に考えは浮かんだが、事故の衝撃のためか呼吸が出来ない。おまけに体中にチカラが入らない。おかげで、交差点のど真ん中で這いつくばって、

はっ、…う…うぅ…う〜

と呻くだけで、ホントに重病人を思わせるようなザマを晒してしまった…。

体感では数分経ったくらいで大分落ち着いて、立ち上がってまずは交差点ど真ん中から端っこへ移動した。相手は

「だいじょうぶかい?!ごめんね、ぼくが悪かったね!救急車呼んでるからね!がんばってね!」

と常に声を掛けてくれていて、ぼんやりと

「あ、良い人に轢かれたのは幸いだったかな」

などとよくわからんことを考えていた。

連休のせいかわからないが、どうも救急車も病院も立て込んでいるようで、事故から20分ほど経ったあたりで救急車が2台もやってきた。情報がだいぶ錯綜したらしい。ワラワラと救急隊員さんが降りてきて、症状を確認してくれて、その頃には俺も大分落ち着いていた。自覚症状はスネがヒリヒリする程度で、他には特に何も無かったんだけど、事故直後は痛みが自覚できないというのもあるし、事故の目撃者の方と、事故の相手の勧めでそのまま救急車で病院まで搬送してもらうことにした。

整形外科についてからは、カンタンな診察と、レントゲンを撮って終わった。医者の所見は

湿布貼って寝とけ」(大分簡略化してますw

とのことだった。診断書を出してもらうのに2時間近くも待たされたのには辟易としたが、どこも連休中は大繁盛らしい…、致し方なし。診療代は200%。事故は保険が効かないんだそうで、ちょっとカンタンな診察とレントゲン、診断書でなんと33,000円以上も支払うハメになった。カード払いが出来なけりゃ困ったことになるところだったよ、ホントに…。

その後、警察署まで移動して、調書を取って貰って、あとは事故現場近くの交番まで事故の相手に送ってもらった。交番では自転車を保管しておいてもらったので、それを受け取って自宅に帰ってきた。その場で見た感じでは、




  • フロントホイールのフレ、

  • STIのブラケットが明後日の方向向いてる、

  • チェーン脱落してる、

  • 左フロントフォークに取り付けてたライトのマウントホルダーが粉砕されてる、

くらい。

あとはショップで見てもらわないとわからないが、フレームに大事が無ければ、事故の割には被害が少なく済みそうかもしれない。

あとは相手の保険屋と相談しながら今後の処理をやってくことになると思う。

とりあえず、事故から12時間ほど経過した今、かなり色々なところが痛くなってきてる。明日起きたときがちょっと怖いが、まぁそれほどエライことにはなっていないだろう…と、期待したい。



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